2021.08.11
最近インスタなどのフィードでインフルエンサーが良く単品リピート通販のアフィリやってますよね!
この記事では、美容、健康関連の単品リピート通販(DtoC)事業において、
これから新商品を開発する方のために、どのような商品があるのか解説していきます!!
目次
薬機法上の「化粧品」とは、「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なもの」のことをいいます。
この定義に該当するものは幅広く、いわゆるコスメ商品だけに限りません。 シャンプー、リンスや歯磨き製品なども「化粧品」です。
●メリット
サプリメントよりは広告表現できる範囲が広い
販売に特に許可がいらない
●デメリット
ロット100から作れるところもあるが、ほとんどロット1000個からの製造
すぐに配合はパクられてしまう
容器に入れるので、商品サイズが大きくなってしまい、保管コスト、配送コストが上がる
「健康食品」「サプリメント」という用語はほとんどの人が知っていますが、その用語には、実は法律的な定義はありません。
そのため、「栄養補助食品」「健康補助食品」など、さまざまな呼び方があります。
健康食品・サプリメントは「食品」に分類にされます。
食べ物ですので、薬機法上、効果効能を広告することはできません。
●メリット
最小ロット100個程度からできる
単価がとにかく安い
販売に特に許可がいらない
●デメリット
すぐに配合はパクられてしまう
広告表現できることが少なすぎて、行政指導を受けやすい
「医薬部外品」とは、厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度で配合されています。
「治療」というよりは「防止・衛生」を目的に作られています。
「肌荒れ・荒れ性」「にきびを防ぐ」「日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐ」「皮膚の殺菌」など、効果のある有効成分が配合されているのでその効果を広告訴求できます。
また「薬用」とは「医薬部外品」で認められている表示ですので「薬用=医薬部外品」となります。
●メリット
厚生労働省に認可されている効果効能であれば、広告表記可能。
広告表現が幅広くなる
厚生労働省に認可をとるので、処方がパクられることはない
医薬部外品という安心感がある
販売に特に許可がいらない
●デメリット
独自の処方をとるには開発費と期間(6か月)がかかる
最低ロットは1000個以上、5000個といわれることもある
「機能性表示食品」は、事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに 機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品です。 商品を買う前、摂取する前に、商品に表示されている注意書きや消費者庁の ウェブサイトに公開された情報をしっかり確認してください。
●メリット
消費者庁に認められた範囲であれば広告表現が強くできる。(血糖値を下げるや、痩せるも可能)
機能性表示食品という安心感がある。
●デメリット
売れるかわからないのに、開発費用と、期間が莫大にかかる
消費者庁に認可されるかわからない
最低3000個以上の製造ロットを言われる
一般用医薬品については、これまで第3類以外は、インターネットでの販売は認められていませんでした。
しかし、平成25年1月の最高裁判決や同年6月の日本再興戦略などを踏まえて、消費者の安全を確保しながら医薬品のインターネット販売ができるよう、平成 25年12月に薬事法が改正され、平成26年6月12日から、新しい販売ルールが適用されています。
新たなルールでは、医薬品の区分を見直し、使用に特に注意が必要な一部の医薬品を「要指導医薬品」という新たな区分に位置づけて対面販売に限る一方、第1類、第2類、第3類のすべての一般用医薬品は、一定の条件の下、インターネットや電話などで販売できるようになりました。
ですが、医薬品をインターネットで販売するには下記のルールがあります。
インターネット販売できる具体的な条件とは
●薬機法により、薬局または店舗販売業の許可を受けている実店舗を持つ薬局・薬店であること
●実店舗は週30時間以上開店していること
●実店舗は、購入者の見やすい場所に店舗名などの標識があること、購入者が容易に出入りできる構造であることなど、薬機法の基準を満たしていること
●薬剤師または登録販売者が常時、配置されていること
●インターネットで販売できる医薬品は、実店舗に貯蔵・陳列している医薬品であること
●インターネットのほかに、対面や電話での相談体制を整備していること など
カラダへの影響が高い医薬品だけに、ルールも厳格ですね。
●メリット
効果効能をきちんと表現して広告が打てる
●デメリット
厚生労働省に認可されるまでに、臨床試験など、手間が非常にかかる
開発コストも膨大
販売の許可をとる手間がかかる
薬剤師を置かないと通信販売できない
ビジネス全般的にそうですが、どの商品が売れるかわからず、ネットのはやりすたりのスピードは早すぎます。
機能性表示食品や、医薬品などは商品販売までに1年などかかり、流行が去っている可能性もあります。
在庫も抱える通販ですから、開発コストが高いものは回収が難しくなると思われます。
メリット、デメリットを十分に把握してビジネスに臨むべきです!